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業者選びで後悔しないために
人気スポットの水族館
昔からデートスポットとして人気のある水族館。動物園と比べてお天気に左右されず、年間をつうじて子供から大人、そしてお年寄りまでたのしめます。
しかも、最近は水族館プロデューサーなる方々の登場で、めずらしい魚をただ展示する旧態スタイルから進化し、コンセプトをもちあわせたエンターテイメントとしてのディスプレイ水槽がさらに入場者数を伸ばしている理由ではないでしょうか。
また、主要都市で期間限定的に金魚をメインとした「アートアクアリウム」はメディアでも大きくとり上げられ、名前の通り魚を「アート」としてみせる仕掛けが駆使され、近年とても注目されています。
そしてテレビのセットやCM、映画のシーンとして目にする機会もずいぶんふえてきました。当社もNHK番組の専属業者として計5回さまざまな生体水槽をご提供いたしました。発泡酒のCMではセット内にフグ水槽、トヨタの新型車のCMではクラゲの映像協力などもしてきました。このようにメディアでもいたるところで活用されてきています。
アクアリウム(水槽)は子供からお年寄りまで、男女関係なく多くの方々に魅力を感じていただく存在として近年とくに注目の的です。
さあ、このような魅力をもった水槽を身近に置いてみたい。そう思ったあなたは近くのアクアリウムショップや、ペットショップなどへ訪れます。以前は、ただ四角い形で黒い枠に覆われたガラス水槽がほとんどでしたが、最近は小型でもおしゃれな形や色をしたモデルもたくさんあり、どれを飾ろうか悩まれることでしょう。
店員さんに簡単なアドバイスを聞き、買ってきた水槽器具をよくわからないながらも組立て、水をいれます。買ってきた魚をうれしくて、あまり時間をかけずに水槽へ!水草もポットに付いたものをドボンと中へ。
その日の夜、あまり元気がなさそう…「お腹がすいたのかな?」とエサを与えてみる。食べ始めない事が心配だけど、特に何もできずに見守る。翌日、何匹か死んでしまったようだが、残っている魚がかわいいので嬉しい。
こんな感じの流れが、初めて熱帯魚を飼いはじめる状態ではないでしょうか?
アクアリウムは比較的簡単に、だれでも楽しめる趣味の要素を持ち合わせています。かく言う私も小学生の頃にグッピーやネオンテトラなどを、貴重なお小遣いの中から大事に買ったのを思い出します。
なんですぐコケがつくの〜???
数日後…
買ってきた魚は2〜3匹死んでしまったけど、残った魚たちは元気に泳いでいます。エサも寄ってきて食べるようになりました。
そして、またアクアショップなどに出向き種類の違う飼いやすい熱帯魚を購入。自宅の水槽へ入れて眺める楽しい時間が流れます。
ただ、2週間ほどたつと…なにやら水槽のガラスに緑や茶色のコケが…。放っておくと今度は岩や流木にコケが…。でも魚たちは元気だし、掃除は今度の日曜日にしよう!
そして日曜日には床をびしょびしょに濡らしながらも、水槽やろか機、もしかすると砂利なんかもキレイに掃除。魚を戻してあげて、まるで飼い始めた頃に戻ったようなキレイな水槽にうっとり。半日つぶしたけどやれやれ、大仕事完了!
でも、翌日元気だった熱帯魚がぽつりぽつりと死んでしまう…。きれいにした水槽内もあっという間にコケだらけ。
ん〜、どうしたら水族館やアクアリウムショップのようなきれいな水槽を維持できるのだろうと悩む日々…。
これまではアクアリウム初心者のよくあるパターンをご紹介してみました。
水槽といえど中にいる魚たちは生き物。ちょっとした変化で弱ることもあるし、病気が蔓延することも。水草だって、育つ環境をきちんと作ってあげないとなかかな水族館やショップなどで見た美しい景色にはなりません。
つまり、そう簡単には理想に到達しずらい趣味。ただ、だからこそのめり込む方が多いすばらしき奥深い世界ということでもあります。
一般の方の管理する水槽
これではマイナスイメージ。
この趣味としてのアクアリウム水槽を御自宅などで楽しまれるぶんには何の問題もございません。ただ、ごくたまにご自身が運営するクリニックや会社、飲食店などに置かれるケースを目にします。
ここで注意したい大原則があります。
水槽は良くも悪くも目立ちます!
つまり、きれいに手入れがされている水槽は清潔感もあり、好感を持っていただけるため印象が良くなります。クリニックであれば評判がよくなり、会社であれば好景気の印象をもたれ、レストランでは高級感の演出に役立ちます。
でも、メンテナンスをさぼってちょっとコケ汚れがあったり…、枯れた水草が浮いていたり…、水槽から不快なニオイがしてきたりしたら…。
もうこれはマイナスのイメージにしかなりません。
だから、もしご自身で管理している水槽を患者さんやお客さまが見るための営業用展示として利用する事をお考えであれば、最低でも2週間に1回は水替えを含めた掃除を実行してください。
その継続的な掃除が実行できない可能性が少しでもある時は絶対に展示しないでください。一度でも不快感を持たれてしまったクリニックやレストランに、現代人はリピーターになるほど優しくありません。きっとあなたもそうではありませんか?
それくらい、水槽というものは良くも悪くも強い印象(インパクト)を与えることだけはご理解しておいてください。
上の水槽
プロがメンテナンスすると…
それでも「水槽のある空間をつくりたい」とお考えの方は、ぜひ定期的なメンテナンスを行う私たちのような専門業者に依頼してみてください。
もちろん、費用はかかります。技術と経験をもったスタッフが伺って行う仕事なので予想しているよりも高いかもしれません。ただ、病院やクリニックのように広告活動に制約がある皆さまにとっては、必要経費としてご納得いただけると思います。
(豆知識)
毎月の料金の中には水替えなどの面倒なメンテナンス費用はもちろん、熱帯魚や水草などを補充する費用なども含まれている業者が一般的。つまり年間コストが算出しやすい!
ではここで質問です。
あなたが待合室に置くとしたら次の内どちらを選びますか?
「樹齢20年の松の盆栽」 それとも 「四季折々の花を活けた花瓶」
実は私たちのような水槽メンテナンス業者には、大きく分けて2通りの方向性が存在します。
ひとつは「盆栽」スタイル。
もうひとつは「花束」スタイル。
じっくりと水草を育成した水槽
春にサクラをあしらった水槽
「盆栽」スタイルの傾向が強い業者は、いわゆる「ネイチャーアクアリウム」といって、水槽内に自然界により近い環境を作り出し、本物の水草を育成してリアルな風景を作り出すイメージです。
すみだ水族館の入口に展示してある水槽はまさにこのタイプ。じっくり時間をかけ、水質や栄養を管理し、みごとなまでに自然界を再現します。水草育成にはかなりの専門性が必要で、スタッフは職人のような志向を持った方が多いのが特徴です。人間がじっくりひとつの水槽に向き合い、長い時間をかけて作り上げてゆく工程はまさに「盆栽」といえます。
いっぽう、「花束」スタイルの傾向が強い業者は、エンターテイメント性の高い水槽ディスプレイを得意としています。春のサクラや秋の紅葉など季節に合わせた装飾を造花などを用いて、アート感覚でディスプレイ。また、ハロウィンやクリスマスのイベントにはポップな飾り物で華やかに演出。つまり、盆栽スタイルと違って、2〜3カ月のローテーションでガラッとイメージが変化し、見ている人が飽きない工夫をしています。
こちらのメンテナンススタッフは、飼育技術はもちろんですが、加えて美術センスも兼ね備えている必要があります。
このように、本物志向を得意とする「盆栽」スタイルと、エンターテイメント性が高くアートな水槽作りを得意とする「花束」スタイルの、大きく分けて2通りの方向性を持った業者が存在することをご理解ください。
そういった業者の特性を、お客様が理解していなかったりすると…
いざお願いして置いてみたはいいが、思い描いていた反応と違ってしまって困惑する事態も考えられます。
「盆栽スタイル」水槽がマッチする業種は
ホテルのロビーやラウンジ (空間のラグジュアリー演出に最適)
会社のエントランスや応接室 (社風のイメージ創造の演出に最適)
高級レストランや料亭 (高級感の演出に最適)
個人宅のVIPルームや書斎 (主に男性の趣味的価値の満足度の充実)
長い時間をかけて繊細でリアルな水槽風景を作る「盆栽スタイル」の水槽が最適で、主に男性が好む傾向が強くあります。
「花束スタイル」水槽がマッチする業種は
病院やクリニック、歯科医院などの医療施設 (女性や子供のクチコミUPに貢献)
老健や特養などの介護施設 (入所者の満足度向上に最適)
幼稚園や保育園などの教育施設 (時節行事のディスプレイとして活用)
ショッピングモールやアミューズメント施設 (キャッチアップディスプレイに最適)
福利厚生に活用したいと考える会社 (主に女性従業員の印象UP)
季節ごとに変化したり、イベントの際に特別なディスプレイで演出する「花束スタイル」の水槽が魅力を最大限に発揮します。特に女性やシニアに好印象な傾向があります。
いがいと上記の2パターンの水槽の効果の違いが気づかずに、せっかくのアクアリウムが実はまちがった印象をもたれてしまうケースが見受けられます。
つまり、「かかりつけ医」を目指すクリニックに本格仕様の水槽が置いてあると、患者さんにとっては敷居が高く感じてしまったり…
「アットホームでリーズナブル」を売りにしている介護施設なのに費用が高そうなイメージを与えてしまったり…
「会社内の雰囲気改善」を目的に導入したのに、一部の好きな従業員(主に男性)だけの趣味的水槽になってしまったり…
イメージ戦略や印象づくりには、当たり前ですが適材適所が大切です。こと水槽に関しては前記したとおり、「良くも悪くも目立つ存在」。
ディスプレイ方法を間違えると、あなたの意にそぐわないイメージを持たれてしまったり、効果が半減してしまう可能性が高まります。
もちろん、当社は「盆栽」スタイルも「花束」スタイルの水槽も両方提供することは可能です。
ただ、これまでのさまざまな実績と経験から、本当にお客様に喜ばれ、求められているのは、四季折々の演出をあしらった「花束」スタイルだという実感があります。
当社ではこれを「四季の水槽」と呼んでいます。
そのため、季節ごとの演出用アイテムをたくさん取り揃えています。「サクラ」「貝がら」「ビー玉」「もみじ」「クリスマスサンタ」などなど。最近の造花は一見ホンモノと見分けがつかないものもたくさんあります。それらを上手に使い、アートな風景を水槽内で作り上げます。
また、他社では作らないようなユニークなディスプレイアイテムも数多くそろえております。
つまり当社は、お客様のニーズにあわせた、そして季節ごとの変化を楽しめる水槽を作ることが得意な会社です。
「いつもきれいな水槽ですね」と言っていただけるためにどうしたらいいか?
それは、見るたびに変化がある水槽でなくてはいけないと考えます。いつも同じ風景ではいつのまにか人は慣れ、素通りしてしまいます。
「いつも季節感があってきれいな水槽ですね」と感じていただける水槽作りが、当社がもっとも得意としているレンタルアクアリウムサービスです。
質問だけでもけっこうです。
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